研究室について

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経済やテクノロジーの発展は人間の生活を豊かにする一方で,自然環境や社会に負荷を与え,その存続を危うくする側面も有しています。自然や社会の持続可能性を高めていくために,人や組織は自分たちを取り巻く環境(自然,地域社会など)とどのように付き合っていけばよいのか。私たちの研究グループでは,異分野の研究者や企業,自治体,市民組織等と協働しながら,リレーションシップ・デザイン(関係性のあり方)の探究に取り組んでいます。具体的な研究テーマとしては,プレイス・ブランディング(地域のブランド化),CSV(Creating Shared Value:企業の経済的価値と社会的価値の両立)を取り扱っています。

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プレイス・ブランディングでは,観光客等の来訪者や移住者を地域に誘引し,経済的な発展を目指すと同時に,居住者による地元愛の醸成を通じて地域コミュニティの活性化を図ることが目指されています。また,世界的に異常気象が頻発し,日本においても自然災害が多発する中で,プレイス・ブランディングは地域の防災力にも結び付いています。地域やその自然,歴史文化,ライフスタイル等をどう捉え,意味を見い出しているのか。本研究グループでは,アンケートやSNSのソーシャルリスニングによって集めた言語・画像データの解析,フィールドワークやインタビュー調査に基づいた質的分析,企業や地域の人々とのワークショップ等を組み合わせながら,その探究を進めています。そういった基礎調査をもとに,自治体や地域住民には,地域の持続的発展への政策提言をなすとともに,企業との連携では,社会課題の解決を中心に据えた製品やサービスの開発・ブランディングに取り組んでいます。

研究グループに参加する学生たちは,他の研究機関,企業,自治体などとの協働プロジェクトを通じて,課題発見力,企画立案力,コミュニケーション力を高めています。

修了生の声

研究室の人々

アルムナイ

-博士課程修了生-

-修士課程修了生-

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研究室メンバーの受賞実績